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永遠なる無駄遣い


海外逃亡顛末 1998
永遠なる無駄遣い

2/18頁 ★ チューリッヒ(2/3)

<町中散策へいざ出発〜牛のオブジェだらけ>

 翌日(7/13月曜日)。街中の牛アートを見学。というか目に入ってしまう。


(2-H)

(2-I)

(2-J)

(3-E)

(3-F)

(2-H)は全身革張りでオイラの最もお気に入り。
(2-I)は、宝石箱のオブジェ(2-J)から、デザインが起こされていた。
(3-E)には笑ったが、(3-F)も体育会系でユニーク。

 シャガールのステンドグラスは世界各地にありますが、ここ聖母教会のステンドグラス(2-K)は素晴らしいの一言につきる。

 そういえば、チューリッヒは教会や美術館が徒歩圏に見事に散りばめられているが、ニースではアクセスが大変であった。(昨夏のシャガール美術館に行くのには、ちょっとしたハイキング気分を味わったものである)。


<チューリッヒ湖畔> 

 目抜き通りをブラブラし、チューリッヒ湖へ。最短の観光コース(1時間半)のフェリーに乗る。これはチューリッヒ湖湖畔の別荘やホテルに長期滞在する人達の足代わりになっているもの。 こういう時には、船の何処に座るかで景色が大きく異なるものである。時計回りで湖の一番内側を回るこのコースでは、船尾の前から見て右側が岸に近く、写真撮影に都合が良い。船尾と言っても、お子さまのように、屋根の無い屋上に登ってはいけない。あの日差し、大変ですよ。(そうそう、ドイツなどでライン河下りするならば、今度は風が強いことを考えることを薦めます。体力を消耗して、その後の観光は大変ですから、気をつけて)。

 ということで、船尾から見た景色(2-M)。
 この一番奥(写真では右手)がベストであーーる。

 船を降りて、オペラ座に。チューリッヒはマネー・ロンダリングといって、いかがわしいアングラ・マネーを浄化するメッカでもあります。要するに、マフィア様のお金がここに一度預金されることで綺麗になるのだが、暑い日差しの下、真っ黒なスーツの軍団(6人)が道幅いっぱいに歩いていた。正確に言うと4対2。4の中にはボスとボスのボディ・ガードが2人。彼らは絶えず回りをキョロキョロ。それと4の最後の1は銀行関係を取り仕切るブレインの様な人。相対する相手は別の銀行関係の人か。その人にもボディーガードが一人。町のチンピラとか、みんな脅えて避けていくのだが、当方の行き先(オペラ座周辺のホテルのカフェー)と同じ方向なものだから、少し後をくっ付いて行く図式が出来上がってしまった。そのうち、チューリッヒ湖から007が飛び出すような、そういう雰囲気であーーる。が、本当に洒落にならないので、回りの景色を撮影しつつ、じわじわと距離を拡げました。ほれ、急に立ち止まって距離取ると、逆に怪しまれるから...そおおおとそぉおおとという感じであーーる。


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