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洋画好きなあなたなら、サマーキャンプでの冒険を通して成長する主人公を羨ましいと思ったことはないだろうか。
日本でもこの夏そんなインターナショナルサマーキャンプ「ミステリオ」が登場する。 子供の世界でのいじめ、不登校、犯罪、自殺...。大人の社会の縮図ともいえるこの問題、子供本来の能力や才能を見出し育むという基本的なことが忘れられているからだ。 同キャンプ、あの五嶋みどりさんがプログラムディレクターを務める。彼女はバイオリニストの資格で参加するのではない。世界的な支援活動をするなか、子供が自らの資質を伸ばせる環境を創ろうという考えに賛同したからだ。 支援者(アドバイザリー・ボード)にはオリンピックのゴールドメダリストやオーボエ奏者、アートディレクター、映画プロデューサー、ニューヨーク大学教授と多彩なメンバーが名を連ねる。 八月十八日からの九日間、個人競技、団体競技、スペシャルイベント(色々な職業のプロと話す)などのプログラムが用意されている。キャンパーの参加費用は十五万円。 特徴的なのは子供たちが自分の好みでプログラムを選べること。スタッフのほとんどがバイリンガルであることだろうか。一方的に教え込まれるのではなく、創りあげる楽しさを学べそうだ。 問い合わせは、ファクス(03-3470-4666)かメール(msterio@nozoco.com)で。
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