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永遠なる無駄遣い


永遠なる無駄遣い

「スターウォーズ・エピソード1」を観る

 たぶんテレビで見た方も多いと思うが、今週の月曜日、ありとあらゆるテレビ番組でスターウォーズの試写会のことが放映されていた。

 マスターはマスターでもLin's Barのマスターのオイラも、ありとあらゆるコネを駆使して、エピソード1の特別試写会(夜の部)を見に行ったのであーーーる。
(やっててよかった様々な連載...担当者の皆さんに感謝!!)


 しかしスタッフからは、今週水曜日にはアジア情勢分析セミナーでインドネシア情勢の今後を占うはずだし、金曜日には沖縄でマルチメディアフォーラムの基調講演があるのに、いったいどの面さげて見に行くのと罵られ.....それでもって、夜中の今これを書いている。
(あんたも好きね....の状況だ.....。)

<映画のプロでもないのだから、コメントは控えたいところだが....>

 誰もが聞きたい、出来映えは?との質問には、「??」とノーコメントを貫きたい。
 ちょっと退屈したのは確かだ。それだけ期待が大きいかったのだから、それは仕方がない。

 だって、かのルーカス監督は、映像的に技術を進化させながら、ストーリー的には過去へとフィードバックし、さらに全体のコンセプトとこれまでのストーリーの繋がり(整合性)を考慮しつつ、エンタテイメント性を持たせ、大どんでんがえしを用意しつつ、エピソード2へと繋げる必要があるからだ....。

 こんなことをやってのけたのは、「猿の惑星」シリーズだけであり、あれは人類の歴史そのものだったのだから、まだ簡単と言えば簡単だったはずだ。

<三部作を観てから、本編を観たら良い>

 たぶん、様々な年代の人がこの映画を観るのだろうが、1977年に始まった三部作「スターウォーズ」「帝国の逆襲」「ジェダイの復讐」を観てから、この「エピソード1」を観るのが正しい見方だとは思う.....。

 そんなオイラも、22年前の若かりし頃を思い出しつつ、物語の開始である「はるかかなたの銀河系で.....」に惹かれていったのである......。(上映開始後に拍手がおきたのは、「踊るマハラジャ」以来だ....)

<当日は、整理券を予め交換する必要があった>

 開場2時間前(16:00)からの整理券の交換。ダフ屋は出るは、大変な状況である。

 たぶん、最前列から自動的に配るだろうからと、15:30から並ぶ。狙いはどんぴしゃり。
 ほぼ予想通り、1階の真ん中やや前依りの所を射止めた。

 それにしても、開演前にコスプレで参加した人達用にど真ん中の数列の特別席が用意されていたが、その他にも有名人がうようよ、わんさか。さすが、たった1日(3回)きりのプレミアム上映最終回、「夜の部」の招待客は違う。

 オイラにとっての一番の有名人は、橋本龍太郎前総理大臣と夫人。おーーい、元気でいたかぁ....と心配したが、ニコニコ笑顔でパンフをしきりに覗いていた。あとは、政治家では田中真紀子氏に石原伸晃ぼっちゃんに海江田万里氏だ。結構、橋龍に負けじと、目立っていた。

 他にも俳優や女優、レポーターがゴロゴロいて、ライトがまぶしい。映画監督に、梅宮アンナにダパンプ、シャ乱Qに細野晴臣といったところ。その中でも一番目立っていたのは、駄洒落をかませるデーブスペクターに石田純一。あとは、肥後さんですね、ダチョウ倶楽部の。

 それぞれ、絶対に観たいとコネを使ったのだろうか。かなりばらけて、素人さんの間に潜り込んでいた。


<内容は??評価は??>

 そんなの喋ると、白けるだけだ。
 でも少しだけ......評価しますかぁ。
 うーーーん。ちょっと飽きた程度だけど、休日出勤して一通り仕事をこなして、その直後に夕飯を食べずに観たにもかかわらず、集中できたのは事実だ。

 が、その理由の一つは、上映したのが東京国際フォーラムであり、みんなの税金をふんだんに使った場所だからだろうか。音響装置とドルビーサラウンドはかなり良いできばえだ。映画を上映するにはもったいない施設であるのも事実だ。

 米国ではその後、受けが良くなく、入場者数が伸びずに苦戦が報じられている。日本でも娯楽的には、うーーーん、少し辛い様子だぞ、これは.....。

 幾つかの場面が、今後テーマパークのライダー系やプレイステーションのゲームになるのではと思わせる程度か。

 笑いがあり、登場キャラクターのひょうきんさはこれまでのスターウォーズを踏襲しているのだが、笑うに笑えない場面もある。

 全体を通して主張するフォースなどは東洋の影響を受けたスピルバーグ監督の得意技なのだが、アートディレクターがチャイニーズ系だけに、衣装も含めて中国寄りの東洋思想が充満していたのはやや残念。

 そうそう辛口で言うならば、これまでの有りとあらゆる映画の技術が注ぎ込まれ、尊敬する先輩達の映画やら、自らが作ってきた名作の数々をSFXに焼き直しているのだが、場面毎に「ああこのシーンね」と解ってしまうのは辛いと言えば辛いだろうなぁあああああ。

 例えばだ、「天と地と」「影武者」に「T2」でしょ。「ジェラシック・パーク」に「砂の惑星」「ツィスター」。キャラクター的にもエディー・マーフィーの「星の王子様 NYに行く」のあの国王に似た「フィギュア」も出ていたし....。それに、アナキンはカルキン坊やみたいだ。まだまだあるのだが、後は、映画館で観てね。


 でも、観るか観ないかだったら、観た方が良さそうだよ。ホント。

(了)