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永遠なる無駄遣い


海外逃亡顛末02#1
逃亡記〜今回のスケジュールはハードだ....
永遠なる無駄遣い


(6)カナダ・バンクーバー



<カウアイからオアフへ>

 ちょっと曇り空。早く着いたので、早い便に切り替え、ホノルルへ。トランジットせずに、いったんオアフで荷物をもらう。だって、ロストラゲージしたらカナダでのアポが大変だ。ということで、国内線から国際線のフロアに荷物をひきずり歩く。幸い、カナダ航空はすぐ隣なので、苦労せず。TUMIのインラインスケートを使ったバッグは転がしやすい。けっこう、キャパシティもあって、がんがん詰め込む。ちょっとビニールの臭いが気になるぐらいだろうか。


 
↑よくみるとパイロットがかなりの巨体。
やや不安になる…。

 

<プライオリティ・チェックイン>

 ビジネスクラスやファーストクラス用の優先チェックインに並んだのはいいが、前の乗客が荷物の追加料金で揉めている。機転を利かせてエコノミー側のカウンターが優先してくれたが、早くチェックインできるメリットを一つのカウンターで待たせて台無しにするのは愚かな行為。マーケの矛盾はこういうところにある。


 
<上から下まで全てを触られる>

 米国本土から関係するアメリカ属国への出国は厳しい。スタッフがラップトップを持っていたせいもあり、おいおいというくらいのチェックである。触る触る。でも使っているPDAはノーチェックだし、オアフ島以外の島から乗れば、国際線への乗り付ぎは緩い。それに空港によって日本人ビジネスマンはフリーパス。とてもいいかげん。団体客なんていた日にはおいおいです。


 
↑AIR CANADAの飛行機。

 


 
↑空港内はとにかく高い。

<昼飯>

 ハンバーガー、チキンウィング、ビール2杯で30ドルは高いよなぁ。空港内でトランジットとはいえ、高い。まぁ、空港は成田でもどこでも高いので仕方が無いものの、誰か価格破壊しないかなぁ。


 
<ビーリードントビイアヒーロー>

 何故かこの戦争状態で禁止にされた曲がハワイのFMでかかっている。ビリー。かっこつけてヒーローぶってベトナム戦争に行ったって、死んで帰ってくるだけじゃないか。皆が悲しむだけだ。騙されるなというような反戦歌。懐かしソングにすりこませるのは、なかなか巧妙。ハワイにはカリフォルニア以上に筋金入りがいるのか。


 


 
↑空港内の様子。ハイテク建築だ。

<夜の空港>

 バンクーバーへは21時過ぎに到着。時差があり、5時間の移動なので仕方が無い。オアフ島でトランジットする分を計算し、なおかつ早朝のカウアイ島だと疲れるので、ギリギリの時間帯だ。ただし、バンクーバーは治安がいいのでまぁまぁ安心だが、ヨーロッパだと夜間お到着はちょっと危ない。どこに連れて行かれるかわからないし。期待していた以上に入管の対応がよく、ほっとする。バンクーバーの空港は色々ディスプレイに凝っていて、綺麗な空港。マレーシアのクアラルンプールの新しい国際空港かシンガポールのチャンギ空港とバンクーバー空港というところか。自然を演出していきなりトーテムポールが出てくるところはユニーク。空港の端から端まで歩かされるのは玉にきず。


 
<空港から市内へ>

 空港から市内は近いのだが、夜間だし、距離がつかめないので不安である。行きよりも帰りの方が早く感じるのは目的意識がある分の精神的なゆとりのなせる業か。実は自らのビジョンとミッションをしっかりさせるとはそういうことなのだ。もう一つはプロセスをはっきりさせること。チャレンジせずにビジョンばかり書いていてはだめ。プロセスを堪能することも大事。ドキドキ感。恋愛にも似ている。ビジネスでもチャレンジが大事。就職活動中の皆さんも面接を突破できなくてもがっかりしないで、明日に繋げることが大事。ちょっと臭い言い回しだが、昔から不変的な真実である。


 
↑市内を望む(後日撮影)。