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(2)アムステルダム経由でルクセンブルク 1/2
成田を飛び立った飛行機はまずオランダ・アムステルダムのスキポール空港へと降り立った。さらにここからトランジットでルクセンブルクへ。 地図上ではフランス・パリの北の方に居ると思えば良い。 <スキポール空港>
田舎ほどどこもかしこもミニ東京を目指すが、人材が集まらなければダメなのだ。で、空間を確保したら移ってくるとも言うけど、それはないですね。田舎には田舎の良さがあり、ヒトの暖かみがあり、都会人(無機質なロボット化傾向の動物)は非日常性を求めるのであって、同じ東京機能がもう一つあっても、結局行く必然性はない。 だって、大学とか短大とかを郊外につくったところ、蝮(まむし)が出たりして、結局、また都心とか茅ヶ崎あたりとかのお洒落な所に集約しはじめたでしょ。ネットの時代というのは、ヒトが直接会い、気に入ればあとはメールで淡々とそれぞれの時間と場所と都合(シチュエーション)で...というのが良い。オイラなんて筑波にいたけど、人恋しくて、というか情報収集と研究者仲間との交流を目的に、ほぼ毎週東京を往復していた。教育大とか文理科大とかの先輩は、やはり東京にあった時の方が良いとのたまっていたが、その通りだ。 <トランジットの3時間>
こうした大規模空港で電動カートなどのサービスがないのはつらい。米国のフィラデルフィアとかではカートに乗せてくれて快適そのものなのだが、弱者以外は無視された。それと、巨大空港ではフラッグ・キャリアが幅をきかせているので、その利便性がすこぶるよく、日本のエアラインなどははじっこの場合が大半なので要注意。歩きたくない人は、その国の飛行機を利用すると良い。 実は、若い頃は、その航空会社のカラーというかお国柄をチェックしたくて、いろいろなエアラインを利用したが、某ラテン系のアリタリアの豪快な上下動に呆れ、それ以来日本の安定した操縦技術に身を任せている。 <プロペラ機>
<タクシーでの旧市街入り> 飛行機が1時間遅れで到着したため22時近く。雰囲気的には、フィレンツェの空港に似ていなくもない。女性の二人旅には少々危険な雰囲気もするので、やはりトランジットには気を付けよ。 さて、ホテルは観光名所に近い旧市街にある「ル・ロワイヤル」を選んだ。空港からタクシーにてホテルへ向かう。高速道路やら、山道らしき場所を抜けるので、暗くなってからだとやや緊張する。しかも、夜の到着便だったので、現地の人の迎えの車などで道も渋滞していた。 乗ったタクシーはベンツだったが、安全なのか危険なのかが定かでない。便利だからとトランジットを重ねて現地入りするのも“時任三郎”ではなく“時と場所によりけり”だ。(卒業してIR関係の会社に無事就職したB子のサブーという呟きが聞こえそうな駄洒落だ...すまん...眠い...) <部屋の選択>
別の部屋も見せてほしいとお願いし、2つを比較して、直感的に落ち着きやすい方を選択。結局当初の部屋にした。角部屋でまぁまぁ。どうせ2泊なのだが、そこはこだわり。23時過ぎだったので、日本では朝6時。長旅からようやく解放され、一気に眠りに落ちる............zzz。
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