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永遠なる無駄遣い


海外逃亡顛末00#2
台北への出張
永遠なる無駄遣い

(2)新竹科学園区


     
 新竹では拡張が続く科学園区の責任者らと意見交換。新竹は台北から特急で1時間。ちょうどサンフランシスコからシリコンバレーまでとほぼ同じ距離だ。

<新竹科学園区>



 新竹では流行のネットビジネスへの対応状況を調査。

 LCD関連の会社を訪問したところ、あっという間に次の友人を紹介してもらった。感覚的にもシリコンバレーと同じ。    

   

 台湾の強みはモックアップの組み立てにあり、米国からネット経由で注文があると、早ければ2日後には微調整が終了し、部品メーカーを含め、おおよその組み立てラインが見えてくるというスピードだ。

 最先端は日本が握っているというが、到着した数日前には住友化学が半導体の最新技術を提供するなど新たな動きもある。

 日本は自動車に続き、半導体でも世界ビジネスの中に組み込まれつつあることがわかる。

 
<新竹駅周辺>

 新竹駅周辺での食事には昔懐かしい飲食店やら吉野家の牛丼などもあるが、ちょっと汚かったり、高かったり。

 むしろ駅前のデパートそごうの最上階がお勧めだ。鉄板焼きからラーメンまで、なんでもトライすると良い。夕方には夕日がきれいである。

 そうそう。ちなみに台北駅なら三越の地下がイチ押しだ。

<移動>

 科学技術園へは台北から直接タクシーで乗り付けるのも良いが、電車で新竹駅まで来てそごう前からタクシーに乗という手もある。


 ただし、地方では客引きが凄く、できれば駅前でのタクシー待ちに乗るよりも流しの方が安心だ。というのも客待ち時間もコストに含まれる場合があるからだ。このあたり、特に南部の高雄は要注意。

 科学技術園までは駅から200台湾ドル(800円弱)程度で行ける。科学園区の中には流しのタクシーはいないので、必ず電話で呼んでもらうこと。それと、17時頃からは夕方のラッシュアワーになるので、早めに出て、少し遠回りだが高速道路側から駅に向かうのが良い。