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永遠なる無駄遣い

海外逃亡顛末記 その2(98年9月)
永遠なる無駄遣い

通貨危機を探る〜#1-4 コーズウェイベイ(98/9/15〜19)

<フカヒレ専門店> 

 コーズウェイベイ(銅鑼湾)に中華そばでも食べに行こうかと考えていたのだが、なんと休み。しょうがない、せっかく来たのだし、奮発するかとフカヒレ専門店へ。

 一番良い状態の姿煮の奴で、一鍋で4000円ぐらい。

 日本人観光客相手なのか、メニューが二通り。北京語でまくし立てたら、まだ北京語を習いたてのウェイトレスさんが中国語のメニューを持ってきた。後で教えてくれたが、メニュー料金が異なる。これ、ヨーロッパでも遭遇したこと。そもそもの料金が同一メニューでも違う場合と、掲載されているメニューの内容が違う場合の二通りある。前者は悪質なのだが、後者は不明。日本人は贅沢だからというのが商売人の言い分でもある。

 で、料理を食べている間も、そのウェイトレスさんと店のオーナーがまくし立てている。オイラが日本人なのに日本のメニューを何故持っていかないかなどなど。うーーん、無理もない、何処の人か国籍が不明であるのは自分自身が良く知っている。


 今回の出張がそうなのだが、香港に行けば、シンガポール訛りがあると言われ、シンガポールに行けば台湾訛り、台湾にいけば香港訛りと言われる。結局、各国ともに訛っているのだが、当の中国ですら上海と四川では大分違うし、東北の大連とかは巻き舌が凄い。結局、通じれば良いのだが、北京、台北、シンガポール、香港の順に中国語が下手になると見れば良い(個人的な感想です)。

ついでに間違えて注文したアヒルの足ヒレの煮込んだ奴。 とろとろで旨いのなんのって。絶対に頼んだ方が良い。

<バブリーなご家庭に合いそうなピアノ>

 コーズウェイベイには、タイムズ・スクウェアなるショッピング・センターが鎮座するのだが、その中で見つけたピアノ。何やら、バットマン・カーのようなピアノなのだが、誰が、どのような部屋に置くのか。日本ではまず見られない代物だ。


<香港一の香港ソバ>

 香港に行ったなら、絶対に行くべきなのが、コーズウェイベイの一つ先の「天后」駅にある「新劉記」。

 ここは、香港マスメディアの大御所である李怡(リー・イー)さんを訪ねて、彼のオフィスに向かう途中に発見した場所。琉璃ストリートという道の角にある。地下鉄の改札を出て、左の出口を出ると、そこはスポーツ・シューズや電器屋が並ぶ下町。そこを通り3本ぐらい進んだ右手にある。

 取材で知り合ったNHKのプロヂューサーのお墨付き。美味しかったとの報告を受けている。今回は、メニューのコピーを頂戴してきた。そのうち、一つずつ制覇して、解説を加えようかと思っているが、太りそうでなんだか怖い(すみません、既に太ったので、この言葉は、スタッフの訂正が入る前に訂正します...但し、現在減量中で肥満状況からは脱却中)。写真は、海老ワンタンソバ。


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