トップへ


永遠なる無駄遣い


海外逃亡顛末
永遠なる無駄遣い

18/18頁 ★ ブタペスト(2/2)

<観光ツアーに参加> 

 暑いのに、知らない土地を歩いてもしょうがないから、観光バスツアーを申し込む。市内3時間コース。朝の奴を迷わず申し込む。旧市街地を中心に。教会(13-K)。英雄広場(14-A)など。


<夜に知人と逢う>

 昼食後、ホテルにてシエスタ。どうにもこうにも二週間も外に居ると、遊び疲れが出てくる時期。無理せずに寝る。19時に待ち合わせ。ウィーンで逢ったコンサルタントの妹である(14-F)。

 姉さんは堅い職業を選んで、バリバリのキャリアを積んでいる最中だが、妹は社長になるとはりきっている。彼女は中学の時に日本へ。勿論、英語、日本語ペラペラ。たぶんハンガリー語にドイツ語。凄いね。東京の時は、広尾のラホイヤというメキシコ料理店のオリジナル・スタッフとしてバイトしていたし、その後自由ヶ丘店の初代店長を歴任。東京の幾つかの店のコンセプト作りをやっていた。


 本当は山奥においしい地元料理屋があるのだが、満員で予約が取れず。ホテル前の水辺脇のレストランで美味しそうな所をゲット。

 グヤーシュというシチュー(14-D)とグースのフォアグラを注文。


 そうそう、夜店の刺繍が綺麗だったので、彼女に交渉してもらいながら、値切る。このおじさん、とてもいい人。昔、当社にいたIさんに似ているので他人とは思えない。彼は今、NTTデータに移ったんだけど、元気?

 最終日の朝、小渕総裁が決定するまでホテル内で粘る。ホテルのロビーをパチリ(14-G)。

 結局、乗合バスでは大変とホテル手配のミニバスで空港へ。小さな空港なのだが、管制塔の何かの故障で、飛行機は45分ほど遅れてウィーンへ。そこから全日空と共同運行のオーストリア航空で無事日本に戻る。


 共同運行についてはなかなか示唆に富むものが掴めたのだが、この話は何処かでじっくり語ろう。

<慌ただしく、本業に没頭する毎日>

 帰国早々、アジア関係の情報発信でいきなり残業。22時退社、4時起きの9時出社などの変則勤務を虐げられる。水曜日は小学館編集部との打ち合わせと称する飲み会。その翌日の木曜日には当社社長、会長へ近々発表される大型プロジェクトの事態説明。小学館の打ち合わせでは、会社がなんぼのもんじゃぁああと思わず深酒する。いやはや食事が美味しかったから(西麻布の和食、近日メニューをアップ)。翌日は二日酔いを通りこして、日本酒の樽の中に沈められている状況で起床。不思議にも精神力で跳ね返し、午前中のトップへのプレゼンをこなす。経験のなせる技なのか、あくまでついていたのか。

 この次は9月に香港、シンガポール、マレーシア方面への出張があるので、お楽しみに。10月はシカゴ、ニューヨーク、ロンドンと続く。あ、それと島根方面にもアジアの国際会議で行くつもりだ。面倒だから、現地レポートでパソコンを持ち込むか検討中。連載のことを考えると、そうせざるを得まい。でもまだまだパソコン重いしなぁ.....。
 今後の海外モノ・レポート(長期休暇、海外出張、国際会議などなど)も、乞うご期待。

98.8.2 5:15 a.m.
(了)


前のページへ
目次へ