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永遠なる無駄遣い


海外逃亡顛末
永遠なる無駄遣い

9/18頁 ★ ザルツブルク(3/3)

<モーツァルトの生家>

 旧市街地を戻り、モーツァルトの生家へ。
 ご幼少の頃に弾いていたピアノ(8-D)。

 更に、お上りさんの旅は続く。クラシック・コンサートと食事が付くという有名なレストランを下見。おいおい、横は墓場だぜ。宗教色の極端に少ないオイラとしてはパス。でもここは、ドレミの唄(サウンド・オブ・ミュージック)の撮影場所になった教会の中にある。店は綺麗であった。


 それでもって、一番のお薦めはこのお店(8-H)。オーナー(8-G)。ガラスのカッティングをしていた職人兼お弟子さん(8-F)。






 街の人達はこういう魚屋さんの車(8-I)からモノを買うようだ。市場が教会の側に出来ていたが、固定した店舗ではなく、離散集合を毎日繰り返すようだ。
 他にもチーズ専用車やら、パン、肉、花などがあった。

 音楽祭会場横の馬の水飲み場(8-J)。音楽祭は7月末からが本番。今は嵐の前の静けさか。

 勿論、ソフト(音楽プログラム)が大事であって、会場はどうでも良いのだろうが、あれがザルツブルク音楽祭とメイン会場かなぁ、本当なのかと疑うぐらい外は質素と言えば質素。デコレーションが派手なのは、この水飲み場ぐらいかもしれない。


<ザルツカンマーグート> 

 翌日は、ドレミの唄(似ているからと言ってドレミファドンでは台無しである)の撮影現場ザルツカンマーグート(湖畔巡り)を回るツアーに参加。このあたりの観光には避暑を兼ね、サウジアラビアとかのオイル成金の皆さんが多いようだ。一夫多妻制で、子沢山だから大変。一人の男性に、女性が3人、それぞれの子供が3人は居るから、ご一行は10人以上。集合時間には遅れるは、子供はわめくはと大変。

 各自のホテルの集合時間は13:30だとすると、ミニバスで集められた乗客は、14:00には大型バスに乗り移り、正式に出発するはずなのだが、どうもそのご一行は昼食の途中らしく、大きい子供やら序列が後ろの奥さんが、交替交替でもうすぐ行けると報告に来る。結局、14:20分ぐらいの出発に。運転手によれば、まぁ渋滞なければ大丈夫と。要するにフェリーの時間に間に合えば良いのだ。

 湖畔のリゾート・ホテル(ペンション?)をパチリ(9-A )。オーストリア周辺の皆さんはここらで夏を過ごすようだ。そういえば、チューリッヒでもそうだけど、海のない国なので、フェリーの発着場の側に囲いをして、季節限定のプールのような状況である。まぁ、湖で泳ぐことが海水浴のようなものなのかと納得。

 景色はなかなかなのだが、少し手抜きのツアーのように感じた。チューリッヒ湖畔で十分なのでは。時間があればお薦めではあるが......。



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