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永遠なる無駄遣い


海外逃亡顛末
永遠なる無駄遣い

5/18頁 ★ インスブルク(2/3)

<世界の車窓と喰いしんぼう万歳>

 スイスの風景(4-A)を堪能しつつ、インスブルクには昼過ぎに到着(3時間の列車の旅であった)。


 ホテルは山小屋風でとても綺麗(4-E)。全室パイン材で覆われ、スキーなど冬場には使いやすそうな設計だ。ホテルの歴史の割には、人当たりの良い接客態度に驚いた。インスブルク・オリンピック開催で日本人に好印象を持ったのか、団体客のお行儀が良いのか、とても親切なホテルであーーる。ビジネスマンの宿泊も多く、個人的にはとても気に入った(お薦め)。

 そうそう、チューリッヒから来る途中にも幾つかスキー場とかペンションがあったし、冬にもう一度来ても良さそうな山岳地帯にご満悦。

<インスブルク> 

 アンナ記念柱の美しさにうっとり(4-F)。インフォメーションで市内観光情報をゲット。インスブルクのここにはインターネットアクセスのためのシステムが完備していたが、時間が惜しいので、直ぐに離れる。

 街の様子はこんな感じ(4-G)。さわやかな夏の昼前という感じ。「黄金の屋根」という観光スポットは工事中(なんじゃそりゃの世界です、本当)。昔、王様がここで庶民のイベントとかを覗いていたバルコニーみたいなものなのだが、まぁ、銀座の和光の時計台(三越百貨店の前の所)みたいなものでしょうか。





 近くのカフェ(4-H)では、観光客相手に地元の大学生が唄をご披露(勿論チップ目当て)。

 え?なんで学生って解ったかって。振っていた旗の刺繍にウニバジテートとか入っていたから。まぁ、カフェに座る時には、そういう物売りとかが来る所かどうかを確認するのが大事ではあります。

 ドイツからの観光客とかはあしらい方が旨くて、シッシという感じなんだけど、日本人はシャイだから、チップもらうまで延々と唄うこともある。昨年のニースなどは、カフェはうるさいから店の中で飲み食いすることも多かった(でも店によっては、外と中で料金が違うこともあるので、確認すること)。

<王宮と庭園>

 ハプスブルク家の夏の避暑地でもあったインスブルクの王宮を見学。時間帯が良かったせいか、誰もいない王宮で綺麗な写真が撮れた(4-I)。たぶん撮って良い場所で撮っているのだが、フラッシュは焚いていない。フラッシュ焚かなくても、ゆっくりシャッターを切れば、ほれご覧の通りの写真だよ(4-J)。


 ここの王宮は光が入るような設計だったけど、昔の人は蝋燭で、薄ぼんやりと夜を過ごしたのでしょうか。隣接の庭園にて一休み(5-A)。ちょっとした大きな公園で、木が生い茂っていた。モネの絵に出てくるような風景だらけ。


 ホテルに戻りがてら、凱旋門を見学(5-B)。これは表門で綺麗な方。王女が娘の結婚式を祝って作らせたのだが、途中で国王が亡くなったので、裏門は哀悼を込めて地味なものに。


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