「e戦略の視点2」は、2000年から日経BPで始めたブログの第二世代です。09年1月より、デュアル・モード(2年日記)表示に。24時間365日、オンタイム・オフタイムを気ままに記述中。

著者の林志行(大学院教授、シンクタンク代表)は、外交官の父と各地を転々。日中英台・4ヶ国語を操ります。94年東洋経済、小学館SAPIOを皮切りに情報発信を開始。連載、著書多数。

ご意見、ご感想はe2@linsbar.comまで。
 

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ニュースログ

 やっても出来ない「やればできる」勝間和代(ダイヤモンド社)

09/12/22(火) 09:57
うーむ、「やればできる」なんて、やり方わからずにやってはいけない。

ので、紹介に留める。当然買っていない。環境に優しくが基本ですね。

(そもそも、この程度のものは、ネットやブログで話す程度にしたら・・・)

で、やり方をパラパラめくると、違うっぽい。

同じ言葉が出てきた。

僕も良く使うよ>>「ぐるぐる回し」

でも、違うことを言っている。

僕はラストワンマイルでは、ぐるぐる回しは、どうやってもぐるぐる回しだから、そこから打破するための発想法を、大学院で伝授している。

いかに、DNA的に、そこから脱却するのが難しいかを、院生は知っている。

でも勝間流になると、グーグルを繰り返せば、答えが出てくるという。

違うな。それは、右脳の使い方による。発散しないための仕組みがある。

でも、勝間流は根性となる。諦めたらあかん(らしい)。

この本、読んだら、さらに大変そうだよーー。ぐるぐる回しは、ベトナム戦争なのだから。泥沼です。

帯には、

「香山リカさんのしがみつかない生き方を読み、正直、迷ってしまっているあなたに呼んでほしい、という気持ちでこの本を書きました。私が本当に伝えたいことは、ここにあります。」

うーむ。こういう反論かぁ。

それこそ、読み続けさせることが、ぐるぐる回し。

とんがり力、へんか力、したたか力、しなやか力・・・らしい。

たしかに、したたかだ。

でもね、時代は、肩の力を抜いて、自分の居場所を探すタイミングなのです。

しなやかさですね。

もちろん、二足の草鞋ですけどね。

(追記:それと、ファッションものを出している。ちょっと肝かった。ダイエット中らしい。マッキンゼー時代の先輩らの悩みも吹っ飛ぶ劇的ビフォー&アフター状態ですねぇ)

360度、来年も最強伝説をまい進するのかな・・・。

 ◆そろそろ年末恒例@第1回、週刊東洋経済VS週刊ダイヤモンド

09/12/22(火) 09:23
年末年始の業務にようやく突入しました。

ので、第1回、年末恒例の経済誌特別版をチェックします。

東洋経済は、業種ごとに。ダイヤモンドは、人(アナリスト)が主役で、解説しております。

一瞬、ダイヤモンドの勝ちっぽく見えるけど、よく読むと、東洋経済がグッドでした。

(いずれも、コメントが小粒化というか、フラット化していて、まぁ識者のぱくり先がわかるのは、あれですが・・・閃き欲しいよね)

あ、そうそう。現代リスクの基礎知識や知恵蔵、イミダス風だよね。やはり、亡き後の穴を埋めたのか。

--------------

僕的には、羊の狼方面のアポがもう1回あるのみです。

それと、怒涛の原稿ですが、年末最後の1本を、現代リスク@日経BPにしました。第199回は、「2010年@日本の夜明け」かな。本当は「夜更け」なんだろうけどね。

(水曜日〜木曜日未明に仕上げ、金曜日朝にアップ?かな>>編集部側が間に合わなければ、来年早々のアップとなります)

-------------

<業務連絡>

・寄稿f(産経新聞)=昨日、原稿を出しました

・日経新聞f=本日、最終ゴーサインがスタッフより編集部に出て、午後にはアップされます

・日刊工業100%*2本=本日、スタッフより編集部に午前中に提出予定です

・日経BP現代リスク198@100%=スタッフが確認中です。もう1往復して、本日中に仕上げます。

 (renew)小沢一郎ほぼ同一人物説マイケルジャクソン@西寺郷太(ノーナ・リーヴォスのボーカル)〜ブルータス1/1・15号(講談社)

09/12/16(水) 01:59
えへへ。

笑えた。すげーー笑った。

だって、そうだもんなぁ。似ている。なぜか、雰囲気というか、マスコミからの身のかわし方とか。

やや不謹慎で、書けなかったのだから、指摘した西寺さんは、すごいやーー。

あ、ブルータスの最新号(1/1・15号)は、本の特集。

「本が人生をつくる。」

で、読んでいて、そうだなぁ。僕も早稲田に行きましたら、ビジネス書の毎月分を、ほぼ?全部公開かなぁーーと。今は、月に、15〜25冊ぐらい読んでいるから、むちょいパワーアップしつつ。ランキングとかね。

ツィター使って、ちょっと遊ぼうかなぁーーと。

暫し待て。

(写真。ね、似ている。確かに)

 30歳の逆襲@週刊東洋経済(09年12月19日号)

09/12/16(水) 09:50
古巣の東洋経済は、僕が論壇デビューのきっかけを創った1誌です(もう一誌は、小学館SAPIOですね)。

さて、標題の「30歳の逆襲」

書いてありますのは、40歳までに、自主独立で頑張るために、居るべき職種のアドバイス。

なので、今、就活中の20代、あるいは、その親御世代(50代)が読むべき雑誌となります>>置き換え大事ですね。

で、結論は、商社とか、コンサルとか、シンクタンク、外資IT系がお勧めとのこと・・・って、おいおい、それは皆が知っていて、最難関でしょう。

まぁ、僕は、あえて、ものづくりの復活と宣言したい。重工とかJRとかの理工系ですね。あとは、一部自動車と情報家電。

(そのかわり、そうした商社やシンクタンクに行き勝ちな優秀な人材を囲い込むための魅力作り、ものづくりの楽しさをメーカーで学んでもらって、次の次を見いだすプロセスの創造が大事です。)

(ただし、今のメーカーとかで、MBAやMOTを取得して、調子こいている輩=偏差値バブルはアウトでしょう>>上には上、下には下、福澤諭吉の精神がみなぎっていない奴が多すぎます)

なので、「30代の撃沈」が本来あるべきタイトルだろうなぁ。(昨日も、しょうもない奴にあってしまい、つい本人が居なくなってから、感情を爆発しました)

そもそも、30代後半や40代前半が、小馬鹿にしている50代〜40代後半と自分の人生はそんなに変わらず、30代前半は、さらに最悪だと実感することが大事なのです。

謙虚になりなされーーと伝えたい。

(あら、「お前もなーー」と聞こえてきそうですが>>実感しているし、諸先輩には、謙虚ですから、大丈夫ですよーーだ)

(ほれ、進学校の小学生@塾帰りがサラリーマンを小馬鹿にした態度をとるけど、あんたが馬鹿にしているサラリーマンとかは、小学校のときは、超天才秀才だったんだよーーと、親の世代がしっかり叱ってやるのが一番なのです)

まぁ、そのサラリーマンになるのが良いとも思わないので、行間誤解なきよう(つまり、僕は偏差値の問題ではないと思っています。みんなそうやって、がり勉してきたのだろうけど、田舎でのびのびのハナタレ小僧が強いのだーー>>行く着くところ情操教育=上層教育をどうするかですね)

まぁ、どちらかつーーと、50代の逆襲=おっさんパワーです。

そういう時代が来ると思う。

 満腹ダイエット@dancyu〜プレジデント・ムック(プレジデント社)

09/12/16(水) 02:15
ムック版のダンチュウ。

何が凄いって、食いしん坊のdancyuが、ムック版で、ダイエットの指南。

編集長自らが実践した。

何をするかといえば、3ヶ月、ご飯、パン、麺類を抜く主食ダイエット。

あとは、糖質の高い酒を抜くというもの。

つまりは、僕が、2007〜2008年に実施したダイエットね。

→・「現代リスクの基礎知識第162回=メタボリックシンドローム〜ダイエットへの近道」

一度痩せたら、昼だけは、主食を復活してよいらしい。

正しかったのかぁ。まぁ、僕は、そんなに過激は大変なので、主食を半分にして、ひたすら腹筋とスクワットの実践。あとは、焼酎や泡盛で凌いだから、正解だったのです。

ま、この半年、ワインがぶのみしていたけど、最近4ヶ月は、酒を少し控えめだもんなぁ。あとは、ご飯類のセーブです。

むふふ。暫し待て。また痩せよう。

知識はインプットしました。基本は、豆腐(あるいは高野豆腐)と、チーズと、たまごですね。

 リクルート事件・江副浩正の真実@江副浩正(中央公論新書)

09/10/23(金) 22:59
あのリクルート事件を江副浩正会長自らが語る。

書店で見つけた瞬間に思わず手が震えた。

おお、とうとう語るのか。

検察の取り調べがどうであったかを語る。

「はじめに」には、あの芸大バイオリン事件での弁護の様子が記されている。神戸地裁の裁判長で定年退職した友人に、あのひどい取調べを君もやられたのかと聞かれ、江副氏がそうだよと答えたことが、本書のきっかけでもあるようだ。

江副:「江副浩正側から書いているので、都合の良い記述もあるだろうけど、それは検察側から書けば、別のストーリーになる」

あとがきまでパラパラめくると・・・

江副:「私の会長退任後も、リクルートは好調だ」「あのとき、リクルートをさっさと辞めておいてよかったとつくづく思う」

同書の出版は、民主党が主張する「取調べの可視化」に繋がる。

その「取調べの可視化」に繋がる司法制度改革への意見などは、別途上梓されるようだ。

民主党政権での改革の一端、失脚した?人物の復活に、なにやら、新しい時代観が見え隠れするのも事実だ。

(今週から来週は忙しく、どこで、時間を取って、しっかり読むかと、わくわくしている最中ではある)

 ホリエモン×ひろゆき「なんかへんだよね」(集英社)

09/10/15(木) 02:16
本日、自由が丘で購入した12冊の本から、ちょっと、気分転換に読む。1000円。

ひろゆきの対談シリーズ。

前回、ホリエモンにふられた?のか、日本テレビ第二部の土屋プロデューサーとの対談でしたが、ようやく?対談が成立したようだ。

途中まで読む。35%ぐらいまで来たところ。

ま、ゴルフとかスキューバーとかに勝負魂を感じるホリエモンに対し、ひろゆき君は、仲間と楽しみたいと応じたりする。

ホリエモンは、ゴルフに生きがいを感じる。

でも、全編、政治談議。そのうち、裁判=最高裁が終われば、政治の世界で、ホリエモン旋風かは謎だ。

いろいろ学んだので、次は、違う仕掛けだと思う。

ちなみに、ひろゆきはひらがな。ホリエモンはカタカナというタイトルの付け方が面白かった。

 【書評】加速する脱中国経済@酒井亨

09/09/25(金) 02:19
加速する「脱・中国経済」取り残された日本の行方 ──逃げ出す台湾、そして世界

酒井氏は、共同通信記者からフリーに。

台湾から情報発信するジャーナリスト。(はて、僕は何処で出会っているんだろう。名刺交換している??)

いわゆる民進党の台湾が、民主化では貢献したという立場からの、台湾経済を捉え、中国での台湾企業が遭遇したあらゆる理不尽から、中国投資への警告を与える。

中国市場よりも、アジア全域でのリスクヘッジがこれからの基本とする。

(ただし、中台が蜜月であり、国民党政権からは、少し乖離した戦略=ストーリーとなる)

今の、台湾の35%ぐらいの人々の心境などを代弁するものとなろう。

ただし、現実の経済は、是々非々で全てを飲み込み、さらに先に進む。

(まぁ、僕もそろそろ「続アジア・ビジネスの落とし穴」か、「台湾の仕組み2」でも出そうかなぁ・・・)

 【書評】差別と日本人@野中広務、辛淑玉(角川)

09/09/25(金) 02:09
ちょっと、シルバーウィーク中に読み通した。

初めにで、それぞれが思いを語り、その後、辛さんのリードで、対談。

民主党政権が、在日の参政権でどういうスタンスを取るのか、ちょっと注目しているので、基本的な考えを習得する意味で読み通す。

差別と日本人@野中広務、辛淑玉(角川)

途中、辛さんが解説。

そういう意味では、野中先生のコメントが切り取られミスリードされる可能性もあるのだが、野中先生は太っ腹で引き受けた。

そのあたりが凄い。

辛さんは、野中先生の本質的なところでの弱者救済の行間を読み取る。

全てを主張するのではなく、反対する勢力をも納得させるための、匙加減が大事ということだ。

そのあたり、幹事長まで登りつめ、こわもてと恐れられた人間野中広務に迫る。

家族が我慢し、孤独の中で戦う二人は、対談の途中に涙し、嗚咽の中で、本音トークを始める。

文字にならない部分の行間が、僕にこだまする。(最後の最後でジワーーときましたが、本当に悲しい出来事に出会うときには、涙が枯れるのではなく、水滴となって、目の周りで蒸発しているのが、まか不思議ではある)

最後の最後で、二人がさらに対談後の感想を述べる。

孤独なこと。家族に迷惑かけたこと。何にも残っていないこと(たぶん)。

それでもやり通すミッションがあること。(例えば、野中先生は、中国での毒ガス兵器の遺棄などに心を痛め、北朝鮮から返還された拉致日本人ならびにその家族と引き換えに、北朝鮮に約束した事柄の遂行と、交渉した相手国当事者の窮地を憂慮している)

辛さんは、とことん噛み付き、反自民なのだが、物事の捉え方で、少し学んだようにも見える。

(僕は、沖縄関係で野中先生とはイベント会場で毎年会う。選挙も終わったことだし、一度会いにいかなきゃですね)

 【書評】落下傘学長奮闘記@黒木登志夫(中央新書クラレ)

09/09/12(土) 18:24
だいぶ大学院教授が本業と思うようになってきたのか、読書が日課となっています。

で、何故に僕は大学院で汗をかいているのか、いろいろ考える月にしようと充電中。そろそろ2ヶ月にわたる大学院の夏季休暇が終わりを告げます。(もちろん、シンクタンクビジネスあるし、原稿コラムもあるし、大学院での自主研究も、ゼミ生の論文指導もあります)

さて、タイトルの「落下傘学長奮闘記―大学法人化の現場から」。新書版で、360ページの超大作。一日半かけて、2+4=6時間ほどで読了しました。ちょっと感激し、終わりにを読み、目頭熱くなりました。

・落下傘学長奮闘記/黒木登志夫/中央新書クラレ/09年3月10日/920円

黒木先生は、東北大学医学部を出られ、東北大助教授から東大医科学研究所助教授、同教授。96年から昭和大学の学長を務めた。

定年間際に、昭和大学は定年延長し、さらなる活躍を願ったが、迫り来る国立大学改革に不安を感じた岐阜大学の推薦人らに外部からの有力学長として呼ばれ、見事、票が割れた学長選を勝ち抜き、7年間在籍した。

同書はその奮闘記。前4年は、学校法人に向かう中、後3年は、その後のドタバタを記している。

なかなかのアイデアマンは、伊達に医学部の秀才教授=研究を主体に、東大の象牙の奥の院に40年間鎮座していただけの頭脳の持ち主だけではなく、熱き情熱が感じられる。

奮闘記となっているが、全編、文部科学省や内閣府、国立大学協会などに対する辛口提言。

岐阜は知り合い多く、少し人を介して、黒木先生に教えを請うつもりでいる。大変立派な方を前に、読了後に背筋を伸ばし、上梓までの2年間の苦労をねぎらいたいと思った。
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ニュースログ(1年前)

 (renew)マザー工場戦略@予約受付開始(アマゾン)

09/02/08(日) 13:45
昨年10月から進めていました「日本のものづくりのDNA探索」ですが、「マザー工場戦略」として、まもなく書店に並びます

以下、アマゾンなどでも予約可能ですので、家族そろって、一家に一冊、一族で数冊(笑)。海外でも応援よろしくです

→・アマゾンで予約受付が始まりました。是非、応援よろしくお願いします。
 (日本能率協会マネジメントセンターでも、週末からサイトが立ち上がり、予約を受け付けているようです)

 みかんで作れるゾウ

09/02/18(水) 15:02
ぞうさん系はチェック対象なのですが、おお、とうとうみかん星人のぞうバージョン。

ま、折り紙の立体系のみかん系だと考えれば良いのですが、本は他に、へびとか、いろいろ。

でも、ぞうさんが一番すばらしかった。この表紙のは、みかんを二つ使います。上下にね。(念のため)

 【書評】官僚との死闘700日@長谷川幸洋(講談社)

08/08/22(金) 01:58
官僚との死闘700日、長谷川幸洋、講談社。2008年7月30日、1700円。

僕の頭の中には、なかば強引に空中分解させられた安倍政権への未練があり、2年前の、あの当時に何があったのかが気になっています。

安倍政権の、多くの論点は明快であり、小泉政権から引き継いだのに、なぜか急速にパワーを失い、虚勢された背景とは何だったのか。何にチャレンジし、どこで撃沈したのか。(なんども書きますが、あの体調でのインドへの訪問には無理があります)

当然、中枢に居た皆さんが、誰かに罠をしかけられ、無理やり引きづりおろされたという見方も出来ます。そういう観点から、当事者が伏字を多用し、行間を示唆しつつ、明らかにするタイミングが、嵐の前の静けさの、まさに今なのである。

著者の長谷川氏は、慶応大学で学生運動に明け暮れ、その後マスコミに。東京新聞の論説委員でありながら、ジョンホプキンス大学SAIS(国際問題研究大学院)を出て、MIPP(国際公共政策修士)を持ちます。ユニークな経歴と、過去に記した著書が見初められ、政権の中枢へ。教授、博士、委員の3人でのステルス・タッグチームを組みます。

((99年の論説委員ですので、東京新聞、本音のコラムでは、何かとお世話になっていると思います))

同書では、冒頭で、2006年政府税制調査会に入る際の根回しが終わった後に、官僚らの抵抗で、推薦リストから削除されたことなど、発足当時の安倍政権でのゴタゴタが述べられています。

同書は、なんどか、立ち読みし、アウトラインは週刊誌などで読んでいましたが、ようやくハードカバーを帰りの電車から読み始め、ノンストップで、三分の一を読み終えたところ。

そういえば、文中によく登場します高橋洋一教授@元財務官による著書も、購入し、積読してあります。

だんだんと政治の季節に突入し、僕的にも、数冊を同時に読みまわし、理論武装しているところ。あとは、選挙のパラドックス系の本(訳本)を数冊、読まなくちゃなのです。

((民主党の代表選に、野田佳彦@松下政経塾一期生がどこまでまとめきるのか、うーむ。ちょうど、米国ではメディア露出過多で「オバマ疲れ」が囁かれています。マケインが逆転しているようです))

 逆転の人材開発@HBR08年06号(ダイヤモンド社)

08/05/11(日) 22:16
今月号のHBRは、「逆転の人材開発論」

(HBR08年06月号。ダイヤモンド社、2008年5月10日発売、2000円)。


主なコンテンツは、

・何故女性リーダーが少ないのか
・女性プロフェッショナルのキャリア開発
・ジェンダーフリーの論点
・中年期の危機の嘘
・中年期マネジャーの心得
・退職という概念の古さ
・人材マネジメントの失われた50年(SCM活用)

まぁ、内容的に全てがアグリーではないのですが、キーワード満載です。

キーワードに付きましては、ライフワーク化しつつあります「MOT&MBA Ratings」の「文献紹介にアップ」しました。

 【書評】中国はいかにチベットを侵略したか@マイケル・ダナム

08/04/19(土) 17:05
中国はいかにチベットを侵略したか(マイケル・ナダム著、講談社インターナショナル)。

サンタモニカ在住の作家&写真家が、チベットが侵略されたときのキーパーソンをたずね、7年間のインタビューをもとに、その手口を炙り出している力作。

全体を一気に読み通し、「強いものが弱いものを守り、助ける」という人類のもっとも基本的な起源のひとつの大切さを改めて、感じました。そして、リーダーたる人たちが声を出し、世の中を見続け、変えるための行動をとることの大切さを実感しました。

------------

単にチベットに関心がある西洋人の記述に留まらず、関係者への綿密な取材に基づく、分析書。行間には、チベット人や仏教関係者らの、表情には出さない、ある種の怒りやエネルギー、本音が滲み出ています。それは、著者がネパールの画家に師事し、ニューヨークやインドの仏教寺院の壁画の芸術監督を務めるなかでのネットワークが活かされているからだと思います。

 「偽装国家からの再生」@月刊現代2月号(講談社)

07/12/30(日) 00:27
偽装国家からの再生という特集で一連の不祥事を取り上げていて、どう書き手が料理するか、興味津々で読んでいました。

すると、MM対談@サイゾーで、なかなか鋭い発言の多い宮台真司先生(首都大学東京、援助交際などでギャル語研究多し)が、「KY(空気を読めない)」を揶揄していました。

おお、さすが。やられたぜ。僕も脳裏過ぎっていたのですが、書くスペースを考えていましたら、やられました。

空気といえば、「空気の研究」の山本七平なのですが、当時の軍部は、誰も責任を取らず、空気を読みつつ、阿吽の呼吸で、あの戦争に突入したのではないかという空気が背景にあったりするというものです。

ま、空気を読めた方が良いのか、読まずに突き進むのか、いずれにせよ、その狭間に、小泉−安倍というリレーの中での、ナショナリズムの台頭をどう見るかということへの牽制球ではないかと。

((そうそう、毎月、編集部から書籍が送られて来ていることに感謝しつつ、例の件はどうしたんだ>>I副編集長(誰。))

 「バブル」田中森一

07/12/30(日) 00:13
ちょっと大量に買い込んでいる書籍を片っ端から読みつつ、2008年のアイデアを創造する時期に突入しました。

さっそく、

・「バブル」、田中森一、宝島社、2007年12月21日、1400円

を読破。2時間ぐらいでさっさと読める。ま、「反転」の二匹目のドジョウで、聞き手に夏原武(クロサギ原作者)による対談モノです。

ちょっと、このまま有罪判決が決定すると、2年ぐらい収監されるから、貴重な対談モノとなっています。

なにげに、実名出てきますが・・・。ええーー、某男性歌手の姉は、あの人の内妻とか、書いてありますので、正月明け、どうするんだろう>>週刊誌諸君。

 ■□押さえの一冊@土日で読了■□

07/10/15(月) 02:10
ちょっと影響大きいので、タイトル含め、藪の中(謎。あえて紹介はしません。多くをコントロールできないと読めない内容だから。

一言でいえば、破天荒。そして内部告発でもある。80年代から90年代にかけての、幾つかのパズルが組み合わさる瞬間。

二週間前に見つけていたが、昨日購入。昨日夕方から、大学院講義の帰り、今日のオフィスの往復と断続的に読み、本日の21:00以降に集中し、先ほど読み終える。((謎の多い記述で済みませぬ))

 外交敗戦@手嶋龍一(新潮社)

07/04/25(水) 19:14
第一次湾岸戦争で、砂に消えた130億ドルは何処に。93年に「1991年日本の敗北」というタイトルで上梓され、96年5月に新潮文庫に収録されているが、新装版刊行で改題している。「外交敗戦―130億ドルは砂に消えた」/手嶋龍一/平成18年7月1日/590円/新潮社。

言うまでもなく、手嶋龍一とはあのNHKの、9−11のときに、ワシントンから延々と11日間の連続放送をしていた、瞬きしない手嶋氏であり、ウルトラダラーの手嶋氏である。

標題は、湾岸戦争で130億ドルの援助をしながら、クェート政府が感謝を記す国に列挙されなかった当時のことを描いている。取材は、記者として、精緻に関係者からのヒアリング、当時ワシントンに駐在した者として知りうる立場から、組み立てられている。

この湾岸戦争は、日本の大手企業が自分の身(社員の生命)は自分で守ると立ち上がり、危機管理対策本部を設立したきっかけにもなった出来事である。

僕が大学院のレクチャーで語る一つの物語がここにはある。

僕がリスクマネジメントに係るようになったのは、湾岸戦争の前年。90年の暮れだったと記憶する。新しく立ち上がったシンクタンクでのテーマをリスクマネジメントに決め、あちらこちらを彷徨い、僕は、某社某氏と地方の某所で出会い、それからの付き合いである。

同書では、湾岸戦争当時の話がいろいろ出てくるが、手嶋氏が語れない、あるいは意図的に語っていない企業側の言動の一部を、僕はかなり詳しく知る立場にあるので、立体的に物事が映ってくる。いつかどこかで、その裏側(民間、企業側、経営戦略コンサルタント側)からの見え方について語る機会があれば面白いかも知れない((もちろん、守秘義務があるので、小説といえども軽々しく出せないですが・・・))

その後であるが、阪神淡路、ペルー大使館、9−11テロなどが、企業行動を決定する、タフマインドを醸成する主な出来事だったと記憶する。

((ちょっと最近、思うところあり、メインの企業のキーパーソンを訪ね歩き、新たな活動を非公式に始めたところである。深く静かに戦略は練られ、次のビッグイシューで差が着くのは自明であるが、そのことの本当の意味に気がついている企業経営者は意外と少ない。))

 

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